トースターの一番の役割は美味しいトーストを焼くこと。だけどどれだけ高級なトースターを使ったところで、美味しく焼くためのコツを知らないと失敗してしまいます。
美味しいトーストとは「外はカリッと、中はフワッと」の状態。これを目指すには3つのコツを覚えるのが最短の道です。
美味しい焼き方3つのコツ
しっかり余熱
トーストを美味しく仕上げる時に一番重要なのが、パンの中の水分を保持すること。
中には「カサカサパリパリのトーストが好き」という人もいるかと思いますが、ほとんどの人は違いますよね。外カリ中フワを目指しているはず。
トーストを美味しく仕上げるには、高温・短時間で焼き上げる必要があります。そこで活躍するのが余熱。
「朝の忙しい時に余熱なんて無理」と感じるかもしれません。だけどトースターの余熱ってホントに簡単。
庫内が明るくなるまで待ってからトーストを入れるだけなんです。余計な時間はかからないから、これなら誰でも実行できるはず。
向きを間違えず
よほど高級なトースターをお使いの人でなければ、庫内の温度差も頭に入れておくべき。
トースターの庫内では扉のある前側と、奥の方のスペースでは加熱時の温度が変わってきます。当然ながら奥の方が温度が高いんです。
だから食パンを入れる時には、火の通りにくい下側を奥にいれるのが正解。
食パンの上下ってピンとこないと思いますが、山型食パンならわかりやすいですよね。山になっている方が上で、平らな方が下です。
四角い食パンならパッケージの向きで見分けるか、耳の部分を触ることでも上下がわかります。ツルツルが上、ザラザラが下と覚えておきましょう。
庫内に霧吹き
ここはちょっとした手間がかかる部分。トーストを美味しく仕上げるなら、ぜひ霧吹きを準備してほしいんです。
加熱前に庫内に霧吹きで水をスプレーしておくと、適度な蒸気がパンを乾燥から防ぎ、焼き上がりのふっくら感が増すんです。
スプレーしたからといって、パンの表面がべちょっとしたりしないので、騙されたと思って試してみてください。
さらなるこだわり派なら、水の代わりにビールや麦茶をスプレーするという方法も。香ばしい風味がついて抜群に美味しくなります。
だけどこの場合、トースター内の掃除が大変になるというデメリットが出てきます。特にビールなんてベトベトになるので、気軽に試すのは要注意です。
焼く前の食パンに直接振りかけるのが賢いかもしれませんね。
これで焼き方は完璧!
上記の3つのポイントさえ覚えておけば、もうトーストは完璧に美味しく焼くことができるはず。できるだけ美味しいパンを選んで、焦がさないようにタイミングを見極めてくださいね。