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トースターのヒーターによる違いを解説【方式ごとの特徴】

昔ならトースターって種類はそれほどありませんでした。例のガラス管が熱くなって加熱するというタイプだけ。とってもシンプルで選ぶ手間もありませんでしたよね。

だけど最近のトースターブームで状況は一変。各社が「よりおいしいトーストを焼く」ための改良を重ね、もう訳が分からないくらいいろんな方式のトースターが誕生していきるんです。

この記事ではそんな多様なトースターの方式ごとの違いを解説。方式ごとにおすすめのトースターも紹介していくので、トースター選びの参考にしてみてください。

トースターのヒーター一覧

・石英管ヒーター
・遠赤外線ヒーター
・ファン搭載
・スチーム搭載

もっと細分化することも可能ですが、この4種類くらいに分けてみていくと理解がスムーズだと思います。

石英管ヒーターのトースター

石英管ヒーターは昔ながらのガラス管タイプ。あの管の中には電気を通すことで熱くなる電熱線が入っていて、これが内部を温めるというシンプルな構造。

メリットはとにかく安いこと。アマゾンなどでは2千円以下でも購入できるので、特にトースターにこだわりがない人にはこれで十分。

このタイプでも余熱や霧吹きなどを駆使すれば、美味しいトーストは焼けます

ただし中までしっかり火を通すようなお料理には不向き。時間がかかるとすぐに火が消えるし、グラタンなどを焼くのには使えません。あくまでもトースト用と考えましょう。

石英管タイプを選ぶということは、なにより予算重視ということですよね。それならコイズミのこちらの商品なんてどうでしょう。これならたったの2千円で手に入ります。

2千円でも最低限の機能は抑えているし、レビューを見ても評判は上々。学生さんの一人暮らしならこれで十分かもしれません。

遠赤外線ヒーターのトースター

しっかりと中まで火が通せなかった石英管ヒーターの弱点を解消したのが遠赤外線ヒーター。

あくまでも表面的な熱にすぎない電熱線とは違い、遠赤外線の熱はトーストの内部まで熱を伝えます。これは遠赤外線が水によく反応するから。トーストの水分と反応して中まで火を通してくれるんです。

遠赤外線ヒーターのトースターなら、より幅広い利用が可能

分厚いトーストでも中まで熱くなるし、グラタンや冷凍食品を温めるのにも便利。遠赤外線のトースターを買えば、オーブンレンジの出番は間違いなく少なくなります。

最近の高級トースターだと、遠赤外線に加えて近赤外線を実装していたり、遠赤グラファイトという進化版が出ていたりします。

遠赤外線タイプはお手軽品から高級品まで幅広いので絞りにくいですが、一つおすすめするなら象印のこちらのトースター。

アマゾンなら約5千円とお手頃価格なのに、機能は十分で使い心地も抜群。扉が取れるからお手入れもしやすいし、庫内は大きめなのでグラタンなども余裕で入ります。

ファン搭載のトースター

トースターってその性質上、どうしても庫内に温度差ができて焼きムラの原因になっていました。これを解消したのがファン搭載のトースター。

ファンの力で庫内に熱風を循環させ、焼きムラを抑える以外にも、食材の中までしっかり火を通す効果も優れています。

さすがにこのあたりになると高額なので、料理上級者さんのこだわりアイテムという扱いになるかもしれません。

ファン搭載モデルなら狙い目はシロカのプレミアムオーブントースター。アマゾンならお値段は15,000円ほど。トーストが1分で焼けるというスピード調理が魅力です。

このトースターならノンフライ調理なども可能だから、電子レンジの代わりとしても十分機能します。こちらも扉が取り外しできるので、お手入れが簡単という魅力もあります。

スチーム搭載のトースター

パンを最高に美味しく焼くトースターとして最近話題になったのがスチーム搭載モデル。

今までのトースターって「いかに乾燥を防いで素早く焼くか」という戦いだったんですが、スチーム搭載ならもう大丈夫。庫内にも蒸気が充満しているから、間違いなく中はふっくら焼き上がります。

「なんかパンがビショショになりそう」なんて不安は必要ありませんよ。このランクのトースターは2万円前後の高級品。内部制御でパンを完璧に美味しく焼き上げてくれます

スチームタイプなら選ぶべきは当然バルミューダ。文句なしの人気商品なので、他の商品を検討する必要はありません。

まとめ

・とにかく値段重視なら石英管

・中まで火を通すなら遠赤外線

ファン搭載なら電子レンジ代わりにも

スチーム搭載なら究極のトーストが焼ける

まとめてみるとこんな感じ。選ぶときの参考にしてみてくださいね。

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