2千円で買える格安品から、数万円を超える高級品まで幅広いトースター。いろいろ調べてみても、結局何を選べば良いかわからない。そんな人ってけっこう多いんですよ。
この記事で解説するのはそんなトースターの選び方。各項目について詳しくは別の記事で紹介しているので、良かったら合わせてごらんください。
トースターの選び方
・オーブントースターかポップアップか
・縦型か横型か
・ヒーターの方式
オーブントースターかポップアップか
最初の分岐点はオーブントースターかポップアップトースターか選ぶこと。普通に扉のあるタイプがオーブントースターで、映画などでよく見る例のレトロなやつがポップアップ。
オーブントースターのほうがいろんな用途に使えるし、パンも美味しく焼けるからおすすめですが、場合によってはポップアップを選ぶ方がいい場合も。
例えば一人暮らしの小さな部屋で、オーブントースターを置くスペースが確保できない人。ポップアップトースターの方が圧倒的に小さいので場所をとりません。
あとは「トーストしか絶対焼かない」というストイックな人。機能が限られたポップアップトースターは不便ですが、その不便さを楽しめるならそれもアリ。オシャレな見た目も大きな魅力ですよね。
縦型か横型か
オーブントースターを選んだ人が次に決めるのが縦型か横型か。一般的なタイプは横型ですが、最近はけっこう縦型タイプも見かけます。
縦型のトースターってどれも見た目がかわいくて、ひとめぼれで買ってしまう人も多いんです。縦型なら省スペースで場所も取らないし、メリットもけっこうあると思います。
ただし縦型の場合は焼き網とヒーターの距離が近く、パンを取り出すときに火傷しやすいというデメリットがあります。特に小さなお子さんや高齢の方がいるご家庭では注意が必要。
あとは「主要メーカーの主力商品はどれも横型」ということも覚えておいて。これは横型のほうがトースターとしての機能が優れているから。実際の使い心地は横型の方が断然上です。
ヒーターの方式の違い
横型のオーブントースターを選んだ賢明なあなたは、最後にヒーターの種類を考える必要があります。
昔ならトースターのヒーターは石英管だけしかありませんでした。どこのご家庭にもあるガラス管が熱くなるタイプです。
これに加えて遠赤外線で中まで火を通すタイプや、庫内にファンが搭載されて焼きムラを抑えるタイプ、スチームを搭載して庫内の乾燥を防ぐタイプまで登場しているのが現状。
どれを選ぶかは人それぞれですが、とりあえず予算重視なら石英管タイプで十分。これだって焼き方さえ気を付ければ美味しいトーストが焼けます。
まとめ
いろいろ迷ってしまうトースター選びですが、作りたい料理やキッチンのスペースなど整理していけば、自然と選択肢は狭くなっていくもの。トースター選びの参考にしてみてくださいね。